ご挨拶
静岡県立大学では、「健康長寿の延伸」、「人口減少への対応」という現代的な課題に取り組みつつ、地域における持続可能な健康長寿社会づくりを支援しています。本学では、学部を超えて、異分野で協力しながら、新たな発見や価値を見出す大学本来の開かれた地(知)の拠点としての積極的な活動を進めています。専門分野・領域を深化させつつ、他の分野と相乗作用の接点を探し、個ではなし得ないことをチームで達成するという意識変革が、これからの人口減少社会には特に重要です。
本学は、約30年前に、食品・栄養、経営・情報など、異分野融合を先進的に試みた学部を含めて開学しました。さらに、この異分野融合の基盤を全学に拡大し、文理融合の研究・共育を進めるため、2019年4月にふじのくに発イノベーション推進機構を設立しました。
本学は、このふじのくに発イノベーション推進機構を土台として、静岡県と連携して、令和元年度から令和3年度まで、健康食イノベーション推進事業を行ってまいりました。この事業には大きく分けて3つの柱がございます。
その一つが「機能性開発プラットフォームの構築」です。静岡県特産の農水産物及び加工食品等の中からその機能性を、システマテック・レビューを用いて評価するとともに、それらのデータベースを構築するなど、最新の機能性及び素材に関する情報基盤の構築と、新たな機能性素材の探索と検証を進めています。
二つめは「データヘルス・リビングラボの構築」です。静岡市における健康長寿のまちづくりの拠点である静岡市地域福祉共生センター「みなくる」において、静岡市と連携して、データヘルス・リビングラボの体制を整備するとともに、地域住民の主体的なセルフケアの意識と技術を向上させる取組などを行っています。
三つめは、新たな健康食産業を先導する専門人材の育成です。
健康食イノベーション推進事業終了後は、フーズ・ヘルスケアプロジェクト推進事業として、静岡県と共に、これら3つの柱に取り組んでおります。
このような健康食イノベーションの取組みを通して、本学は地(知)の拠点大学として、地域の皆様とともに、地域創生の推進に向けて努力してまいります。
本学の地域連携の取組の実践においては、地域における皆様のご協力、ご参加が不可欠でございます。このホームページを通じて、本学の取組についての理解をより一層深めていただければ幸甚でございます。
静岡県立大学
「ふじのくに」みらい共育センター長
合 田 敏 尚
本学は、約30年前に、食品・栄養、経営・情報など、異分野融合を先進的に試みた学部を含めて開学しました。さらに、この異分野融合の基盤を全学に拡大し、文理融合の研究・共育を進めるため、2019年4月にふじのくに発イノベーション推進機構を設立しました。
本学は、このふじのくに発イノベーション推進機構を土台として、静岡県と連携して、令和元年度から令和3年度まで、健康食イノベーション推進事業を行ってまいりました。この事業には大きく分けて3つの柱がございます。
その一つが「機能性開発プラットフォームの構築」です。静岡県特産の農水産物及び加工食品等の中からその機能性を、システマテック・レビューを用いて評価するとともに、それらのデータベースを構築するなど、最新の機能性及び素材に関する情報基盤の構築と、新たな機能性素材の探索と検証を進めています。
二つめは「データヘルス・リビングラボの構築」です。静岡市における健康長寿のまちづくりの拠点である静岡市地域福祉共生センター「みなくる」において、静岡市と連携して、データヘルス・リビングラボの体制を整備するとともに、地域住民の主体的なセルフケアの意識と技術を向上させる取組などを行っています。
三つめは、新たな健康食産業を先導する専門人材の育成です。
健康食イノベーション推進事業終了後は、フーズ・ヘルスケアプロジェクト推進事業として、静岡県と共に、これら3つの柱に取り組んでおります。
このような健康食イノベーションの取組みを通して、本学は地(知)の拠点大学として、地域の皆様とともに、地域創生の推進に向けて努力してまいります。
本学の地域連携の取組の実践においては、地域における皆様のご協力、ご参加が不可欠でございます。このホームページを通じて、本学の取組についての理解をより一層深めていただければ幸甚でございます。
静岡県立大学
「ふじのくに」みらい共育センター長
合 田 敏 尚